睡眠時無呼吸検査について
2023年に循環器ガイドラインでも、睡眠時無呼吸症候群による生活習慣病への影響が大きく示唆されています。
OSA(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)と循環器疾患の関連性は強く、両者の合併頻度が高いことが示されており、当院では積極的に導入を行っております。
心血管系に与える影響、特に夜間睡眠時の交感神経活動の亢進は血圧上昇に寄与し、CPAP治療後に低下することが示されています。 またインスリン抵抗性と関連し、肥満などに影響します。
CPAP治療のアドヒアランスが良好であることが降圧効果に寄与するとされており、腎臓、糖尿病、高血圧と様々な影響を及ぼします。 循環器疾患との関連性も高くなり、特に冠動脈疾患はリスクが、CPAP療法しない群は約2倍と著名に増加することが知られております。
日中の眠気、易疲労感のある方はぜひ相談ください。
検査から治療の流れ
①簡易睡眠時無呼吸症候群検査(自宅)
外来受診→保険検査のため説明に同意いただく必要性があります。
